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更新日:2016年6月24日
松くい虫による松枯れは、マツノマダラカミキリにより運ばれるマツノザイセンチュウが松に侵入することによって引き起こされます。
松くい虫の防除には、運び屋であるマツノマダラカミキリの成虫を駆除する予防法と、枯れた松の中にいる幼虫や蛹を退治する駆除の2つの方法があります。
予防は、5月下旬から7月中旬にかけて、羽化した成虫が健全な松の樹皮を食べる際に、取り付いたザイセンチュウを樹木から樹木へ運ぶのを防ぐために、松に薬剤を散布する方法です。
もうひとつの駆除は、秋から春にかけて、すでに枯れてしまった松を切り倒し、幹や枝を集め、これらに薬剤を散布したり、焼却したり、チップにしたりして、材内にいる幼虫や蛹を退治する方法です。
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