2008年(H20)、「つくばフォレストクラブ(TFC)」は誕生しました。前年の2007年(H19)にはTFCの前身である「森林お助け4人組」が発足しました。筑波大学とつくば市が連携して開講した「食と緑のマイスター講座(森林コース)の修了生4名が講座で学んだ知識や技能を宝篋山とその周辺のフィールドで実践し、会の目的のための経験値を高めてきました。
2011年(H23)、つくば市の緊急雇用創出事業として、つくば市で管理している「高崎自然の森」と「六斗の森」の中間にある「おぐろくの森」とをつなぐ里山道づくりの計画が立ち上がりました。「おぐろくの森」内には、かつて利用されていたつくば市道(古道)がありましたが荒廃して歩くことが出来ない状態でした。この活動に参加した7名が53日間にわたる労働で森内のアダプト・ア・ロードの基盤を形作りました。
しかし「おぐろくの森」には未整備の山林が多く残っていて見通しの悪い景観となっていたことから、 2013年(H25)~2022(R4)の10年間で地権者と協定を結び、約33haある「おぐろくの森」里山道沿いの荒廃した山林を林野庁からの交付金、茨城県元気な森林づくり、「エコーいばらき」からの助成金、つくば市農政課の支援を得て約23haを整備してきました。
現在では明るい里山と希少な植物が復活しはじめました。「おぐろくの森」を利用する住民等には大変喜ばれています。今後はさらに、里山景観と希少植物の保護活動を行うと共に森の自然を活用する取り組みを図っていきたいと考えています。
里山づくりを通して地元住民と交流し、会員相互の親睦を図り、森林と人との共生を目指し生態系を尊重した環境保全と保護に努める。また、市民が安心して楽しめる里山づくりを目指す。
また、「おぐろくの森」と隣接する休耕地の畑で常陸秋そばや野菜を栽培し、地域の高齢者への新そば試食会や親子参加の収穫祭等を行う。
・月4回の整備・保全活動(下草刈り、枯木・倒木処理、杉・檜等間伐及び休耕地活動)
・六斗地区里山を守る会と共催した森の観察会・収穫祭等を3回予定。
・おぐろくの森内・隣接する耕作放棄地での常陸秋そば他各種野菜の栽培。 ・つくば市高崎自然の森での整備保全活動を年2回実施。(つくば市と協定)
・つくば市小茎地区民有林の依頼整備
代表者 | 佐藤定男 | 設立 | 2008年7月1日 |
会員数 | 24人 (賛助会員2人) | 計測時 | 連絡先氏名 | 佐藤定男 | 連絡先住所 | つくば市宝陽台7-1 |
TEL | 029-872-5811 |
FAX | xs4xq6-298310@aqua.plala.or.jp |
URL | 年間活動額(予算) | 454千円 | 会費 | 個人2,000円/年 賛助会員1,000円/年 | 備考 | 活動地域:つくば市内の山林 |
PDF |
---|