県広報紙「ひばり」1月号【特集3】

自分や大切な家族・友人を守るため
「かからない」「うつさない」対策を

新型コロナウイルス感染症は、いまだに終息が予測できない状況です。冬場は、季節性インフルエンザをはじめ、心疾患などが増える傾向にあり、医療従事者の方々にかかる負担は大きく、これまで以上に医療提供体制は迫しています。
今、私たちにできることは、気を緩めることなく、感染しないため、感染を広げないための行動を取ることです。

県内における新型コロナウイルス感染症の発生状況（2020年12月17日現在）

11月には複数のクラスターが発生し、1カ月間で793人の新規陽性者を確認しました（3月17日～10月末の約7カ月半：768人）。職場や会食などを通じて感染し、家庭内で感染が広がる事例が多く、全ての年代で感染が確認されている状況です。

本県の新型コロナウイルス感染症に関する情報

コロナ禍の冬を乗り越えましょう

冬になり寒くなると、換気のために窓を開けるのが難しくなったり、水が冷たくなり手洗いの徹底が難しくなったり、感染症対策が不十分になる恐れがあります。
冬でも、うがい・手洗いやマスクの着用、「3密（密集・密接・密閉）」を避けることなどの基本的な対策は変わりません。

適切な感染症対策を!

• 公共の場での会話は控えめにしよう
• こまめに換気をしよう
• 周りの人との間隔をとろう
• 手洗い・消毒をしよう
• マスクを着用しよう
• ネットショッピングを活用しよう
• 買い物は計画を立てて素早くすまそう
• テレワークを活用しよう
• 時差出勤を活用しよう

さまざまな原因により、マスクの着用などが難しい方もいます。皆さまのご理解をお願いします。

 冬は適度な保湿（湿度40%以上を目安）もポイントです。

• 加湿器の利用
• 洗濯物の室内干し
• 水拭き掃除
• 水を入れたコップや洗面器を置く
• お湯を沸かす
• 入浴後はお風呂のドアを開けたままにするなど

「5つの場面」に注意しましょう

新型コロナウイルス感染症は、主に「クラスター」を介して拡大することが分かっています。感染リスクが高まる「5つの場面」での感染症対策の徹底をお願いします。

●飲酒を伴う懇親会など
大人数や長時間におよぶ飲食
マスクなしでの会話

狭い空間での共同生活

居場所の切り替わり

感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫

□飲酒をするのであれば①少人数・短時間で②なるべく普段一緒にいる人と③深酒・はしご酒などは控え、適度な酒量で
□箸やコップは使い回さず、一人一人で
□座席の配置は斜め向かいに
□会話する時はなるべくマスクを着用
□換気が適切になされているなどの工夫をしている、ガイドラインを遵守しているお店で
□体調が悪い人は参加しない

発熱など体調に不安がある方の相談窓口

まずは、かかりつけ医など地域の医療機関に必ず事前に電話でご相談ください。かかりつけ医がいない場合には県相談窓口　☎029（301）3200（土・日・祝日を含む8時30分～22時）まで。

新型コロナウイルス感染症に対応した支援（事業者向け）

A.営業時間短縮要請協力金

県が要請した営業時間短縮に協力いただいた感染拡大市町村の酒類提供を行う飲食店または接待を伴う飲食店／申請期限：1月31日まで
※対象（2020年12月17日現在）：土浦市・古河市・常総市・取手市・牛久市・つくば市・鹿嶋市・坂東市・かすみがうら市・つくばみらい市・阿見町・境町・利根町

支給要件や支給額、申請方法について

問い合わせ先

県協力金窓口☎029（301）5393（平日9時～17時）

B.新型コロナウイルス感染症対策融資

売上が減少（▲5％以上）した事業者／保証料の全額または2分の1を補助／3年間無利子／3月31日保証申込受付分まで

問い合わせ先

県産業政策課☎029（301）3530（平日9時～17時）

C.中小企業事業継続応援貸付金

売上が減少（▲50％以上）し、かつ公的融資や民間金融機関からの借り入れが困難な事業者／最大200万円／貸付期間：10年以内（据置5年以内）／無利子・無担保／申請期限：2月26日まで

問い合わせ先

お近くの商工会・商工会議所

新型コロナウイルス感染症に対応した支援（個人向け）

A.生活福祉資金特例貸付（緊急小口資金）

主に休業された方／最大20万円／無利子・保証人不要／償還期間：2年以内（据置1年以内)／申請期限：3月31日まで

問い合わせ先

お住まいの市町村の社会福祉協議会

B.生活福祉資金特例貸付（総合支援資金）

主に失業された方／月最大20万円／貸付期間：原則3カ月以内（延長できる場合あり）／無利子・保証人不要／償還期間：10年以内（据置1年以内）／申請期限：3月31日まで

問い合わせ先

お住まいの市町村の社会福祉協議会

C.住居確保給付金

生活に困窮し住居を失うおそれのある方など／支給額：家賃相当額（上限あり）／支給期間：原則3カ月以内

問い合わせ先

お住まいの市町村を管轄する福祉事務所

D.ひとり親世帯臨時特別給付金

減収したひとり親世帯など／支給額：1世帯5万円（第2子以降の加算など有り）／申請期限：各市町村に確認してください

問い合わせ先

お住まいの市町村のひとり親支援事業担当課

STOP！ コロナ差別 特設人権相談窓口▶☎029（301）2613（平日9時～17時）