目的から探す
ページ番号:22434
更新日:2025年3月4日
ここから本文です。
「老人クラブ」は,以下の活動・事業をはじめとするさまざまな地域活動を展開する,地域の高齢者による自主的な組織です。
(1)社会奉仕活動
(例)友愛訪問,清掃奉仕,廃品回収,地域美化運動,交通安全奉仕
(2)教養講座開催
(例)健康教育講座,生涯学習講座,郷土文化の伝承
(3)健康増進事業
(例)寝たきり防止活動(健康ウォーキング,いきいきクラブ体操),シニアスポーツ
老人クラブは,地域単位で活動する個々の「老人クラブ」を基礎組織として,郡市町村ごとに「郡市町村老人クラブ連合会」が,全県組織として公益財団法人茨城県老人クラブ連合会(外部サイトへリンク)が,全国組織として公益財団法人全国老人クラブ連合会(外部サイトへリンク)がそれぞれ設置されています。
令和元年度末現在,茨城県内では,2,228の老人クラブ,約96,000人の会員が活動しています。これは,県内の60歳以上の方のうち約8.8%が老人クラブに加入していることになります。そのなかには,地域や学校,行政等と連携しながら,地域の活性化に大きな貢献を果たしているクラブもあります。
老人クラブは,地域単位(大字単位,小学校学区単位等)で設置されており,原則として60歳以上の方が参加できます。
詳しくは,各市町村にある老人クラブ連合会またはお住まいの市町村の高齢福祉担当課にお問い合わせください。
老人クラブは,高齢者が自主的に組織・運営する任意団体ですが,健康・生きがいづくり活動や社会奉仕活動等を通してさまざまな地域貢献を果たしていることから,地域全体でその活動を支援する必要があります。
そこで老人クラブの活動は,市町村単位で設置される市町村老人クラブ連合会,県単位の組織であるいきいきクラブ茨城(公益財団法人茨城県老人クラブ連合会)(外部サイトへリンク)及び全国組織である公益財団法人全国老人クラブ連合会(外部サイトへリンク)によって,さまざまなサポートが行われています。
また,会員数や活動内容など一定の要件を満たす老人クラブには,財政面での支援も行われます(国及び県からの補助を受け,市町村が実施)。
茨城県と(財)茨城県老人クラブ連合会では,平成19~20年度の2カ年にわたり,県内の全老人クラブへのアンケート調査及び特に積極的な活動を行うクラブへの訪問調査を実施しました。
これら調査の結果については,茨城大学准教授の長谷川幸介先生を中心に分析作業を行い,平成21年3月に「報告・提言書」を作成しました。
「報告・提言書」では,老人クラブが今後活動を進めていくために参考になる事項について,できる限り具体的に抽出し,すぐに活かしていただけるように取りまとめています。地域で老人クラブ活動を進める皆さまや,活動を支える市町村・市町村老人クラブ連合会等の皆さまには,ぜひご一読くださいますようお願い致します。
報告書は,以下からダウンロードしていただけます。
老人クラブ実態調査結果分析・研究事業報告・提言書(PDF:1,788キロバイト)[PDF1,788キロバイト]