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更新日:2024年3月27日
喉が痛かったので、かかりつけ医に電話したところ、他の診療可能な病院へ行くように案内された。新型コロナウイルス感染症が怖いのかもしれないが、診療を行わないのは、医師の応召義務に違反しているのではないか。
新型コロナウイルス感染症かかる医師の応召義務については、厚生労働省から通知が発出されており、「患者が発熱や上気道症状を有しているということのみを理由に、当該患者の診療を拒否することは、応召義務を定めた医師法等における診療を拒否する「正当な事由」に該当しない。そのため、今後も医療機関においては、発熱等の症状を有する患者を受け入れるために適切な準備を行うこととし、それでもなお診療が困難である場合は、少なくとも診療可能な医療機関への受診を適切に勧奨すること」とされています。
今回のかかりつけ医については、診療可能な医療機関を案内していることから、応召義務違反とはいえないものです。
なお、患者を診療しないことが正当化される事由としては、「患者の迷惑行為により、診療の基礎となる信頼関係が喪失している」、「特段の理由なく医療費未払いが重なっている」、「入院患者の退院や他の医療機関の紹介・転院等」、「文化や言語の違いにより、診療行為そのものが著しく困難」な場合などが考えられます。
私は、2年前に交通事故にあい、頚椎椎間板ヘルニアになりました。救急車で運ばれたA病院で治療を受けて一時軽快退院しましたが、最近になり首の周りが重く、頭痛も出てきたので近くのB病院の整形外科に受診しました。B病院の医師が、「前の病院で治療を受けた時に撮影した頚椎のレントゲンフィルムとMRIのフィルムが診たい」というので、A病院にフィルムを借りたいとお願いしたところ、「全部ではなく必要なものをコピーして送ります」という返事でした。自分の体の診断のために撮影したフィルムをどうして全部貸してもらえないのでしょうか。カルテ開示は法律で決められているのではないかと思いますが。
救急車で運ばれたA病院で撮影したレントゲンフィルムとMRIのフィルムは、最初に診断をするために、たくさん撮影したと思われます。その中から交通事故で障害を受けた部分がよく分かり、診断のために重要であるフィルムを医師が選択して送ってくれるということだと思います。フィルムのコピーは枚数に応じて料金を支払うことになります。
また、カルテの開示は個人情報の保護に関する法律の全面施行により、医療機関に義務付けられています。
妻が脳梗塞で2か月入院しました。退院したあとリハビリテーションに通院しています。最近歯が痛くなり、歯科医院にも通院することになりました。脳梗塞で通院している病院では、治療費の明細を書いたものに印を押した領収書を発行してくれます。
歯科医院では治療費の総額の記載された領収書で明細が書かれていなくて、印も押してありません。領収書の出し方など法律で定められてはいないのでしょうか。
保険医療機関は、原則として、個別の費用ごとに区分して記載した領収証を無償で交付しなければいけません。(「保険医療機関及び保険医療養担当規則」第5条の2)
また、領収証の様式については、国通知で標準的な様式が定められています。
医科と歯科の診療報酬については、各点数表の各部単位で、調剤報酬については、点数表の各節単位で金額の内訳の分かるものとしなければいけません。(「医療費の内容のわかる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について」(令和4年3月4日付け保発0304第2号))
領収証等の発行に関する御相談は、加入されている健康保険を御確認の上、以下の問合せ先に相談ください。
①国民健康保険又は後期高齢者医療制度の場合
:茨城県保健福祉部保健政策課国民健康保険室(029-301-3171)
②社会保険の場合
:厚生労働省関東信越厚生局茨城事務所(029-277-1316)
4か月前に市の検診で前立腺がんが見つかりました。直ぐに総合病院の泌尿器科を受診して治療を受けております。主治医に、「早期がんなので、半年間抗がん剤とホルモン剤で治療しましょう」と言われて通院していました。4月に主治医の異動があって新しい先生が診てくれることになりました。前の医師が、「今度診てくれる医師に、引継ぎをしていくので大丈夫です」と言いました。
しかし、新しい医師になってから、診察に行くと、「手術をしたほうが良いでしょう。手術の後に放射線治療もしましょう」言われてしまいました。手術や放射線治療と聞いただけで不安になってしまいました。医師によってこんなに治療方針が違うのでしょうか。
治療方針は、医師の経験や考え方などから、医師によって違いがあることはあります。また、治療を受けている経過の中で、治療の効果や患者さんの身体の変化などによっても、その都度治療方針を変えることはあります。いずれにしても、治療を受けて前立腺がんが完治することが望ましいので、疑問におもったことは診察時に医師に聞いてみてください。それでも納得がいかないときには、「セカンドオピニオン」を受ける方法があります。
セカンドオピニオンとは、「がんと診断されたが本当か」「手術を受けるべきだと言われたが他に方法はないのか」など、患者さんが病状を主治医だけでなく別な医師に診断してもらうこと。(保険外診療)診断を受けるには、現在診療を受けている医師に、セカンドオピニオンを希望していることを話し、診断のために、実施した検査等の写しの持ち出しの了解を得ることが必要である。また、受診した結果を主治医に報告することも必要である。(別な病院で、新たに検査を受けて診断を仰ぐことは、セカンドオピニオンとはいわない。)
難病で総合病院の内科に十数年通院しています。
最近の医療関係のニュースで、セカンドオピニオンについて知りました。
県内では、どの医療機関で実施しているのでしょうか。
現在のところ、下記の4つの医療機関で実施しています。
受診されるときには、電話で問い合わせてから行かれるとよいと思います。
所在地:笠間市鯉渕6528
電話番号:0296-77-1121
所在地:東茨城郡茨城町桜の郷280
電話番号:029-240-7711
専用FAX:029-240-7795
所在地:土浦市下高津2年7月14日
電話番号:029-822-5050
所在地:つくば市天久保2年1月1日
電話番号:029-853-3900
息子が会社をリストラされて、ハローワークに通っています。最近ふさぎこんでいることが多いので心配です。「こころの問題」を相談するところがあると聞きましたが、どこにあるのでしょうか。
こころの問題・精神疾患に関することは、茨城県精神保健福祉センターで、予約による相談を受け付けています。また、月曜日から金曜日の午前9時から午後4時までは、電話での相談もできます。
所在地:水戸市笠原不動山993-2
電話番号:029-243-2870
こころの電話カウンセリング
電話番号:029-244-0556
精神保健福祉に関しては、県内各保健所でも相談に応じています。
(公財)茨城カウンセリングセンター(電話番号:029-225-8580)でも有料(予約制・1回3,000円)で面接相談を行っています。
医療機関の「精神科」や「心療内科」を標榜しているところで、診療をしています。
1歳の子どもが、這って行って何でも口に入れてしまいます。手が届くところに危いものは置かないように気をつけていますが、万が一タバコなどを食べてしまったときにはどこに相談すればよいのでしょうか。
乳幼児が誤ってタバコ、殺虫剤、くすり等を食べてしまった場合、すぐに救急車を呼んでください。
なお、応急処置の方法など、(公財)日本中毒情報センターがお問い合わせに応じています。
午後3時ごろ保育園から、保育園に行っている2歳5か月の子どもの手足に軽い発疹が出たと連絡があったので、迎えに行きました。明日かかりつけの小児科医院で診てもらおうと考えましたが、午後6時ごろになると体の方まで発疹が広がり、熱も37.6℃に上ってしまいました。心配なのでかかりつけの小児科医院に電話をしましたが、もう診察が終了していました。市内の総合病院に電話をしてやっと3か所目の病院で診てもらうことが出来ました。子どもは水疱瘡の診断でしたが、もっと速やかに病院を探す方法はないのでしょうか。
お子さんの急な病気で心配な時には、「茨城子ども救急電話相談」をご利用ください。すぐ受診させた方がよいのか、様子をみても大丈夫なのかなど、不安なときに経験豊富な看護師がアドバイスしてくれます。
「局番なしの♯8000」又は「050-5445-2856(24時間対応可能)」です。
25歳の娘がピアスを付けていますが、右耳の耳たぶが下まで裂けてしまいました。「痛みはない」と言っていますが、どこに受診したらよいでしょうか。
身体の外表面を外科的手段で修復する、「形成外科」を標榜している医療機関に受診されるとよいと思料します。
高齢の母がデイサービス行っています。先日、ケアマネージャーの方から、「転ぶような歩き方をするので、パーキンソン病の疑いがあります。病院に受診させてください。」と言われました。どこに受診させればよいでしょうか。
パーキンソン病であれば、中脳の変化によって運動障害の起る病気です。静止時振戦、筋強直、動作緩慢、姿勢反射障害などを主徴とします。
一般に、内科か脳外科で診療していますが、現在かかりつけの医療機関があれば、そこで相談してみてはいかがでしょうか。
最近、仕事や家庭内のことでストレスが多く、精神的に参っています。それに伴って身体の具合が悪くなってしまいました。女性専門外来を受診したいと思いますが、県内にはどこにありますか。
現在は、1か所の病院で女性専門外来を開いております。
所在地:牛久市柏田町1589-3
電話番号:029-872-1771
診療日・時間:毎週第2・4土曜日(予約は、前日正午まで)
右の乳首のところから少量の出血があります。痛みや腫れ、しこりなどはありませんが心配です。どうしたらよいでしょうか。
乳腺を通して病原菌の感染を起こすこともあります。一度診てもらったほうが安心できるのではないでしょうか。
医療機関によって、乳房疾患を外科又は産婦人科のどちらで診療するか決めている所がありますので、あらかじめ電話で確認してから受診されるとよいと思料いたします。
大学受験のための健康診断はどこで受ければよいのでしょうか?
受験する大学で指定する医療機関がない場合には、どこの医療機関でもよいと思います。ただし、健康診断の内容によっては、全部の検査ができない医療機関がありますので、あらかじめ電話等で確認してから行くことをお勧めします。
妻が胃がんの末期で、医師に積極的な治療法はないと言われています。腹部の痛みや不安のために眠れない毎日が続いています。県内にターミナルケアをしている病院はどこにあるのでしょうか。
がんなどの終末期の緩和ケアの提供できる病院は下記のとおりです。
所在地:水戸市双葉台3年3月10日
電話番号:029-254-5151
所在地:日立市城南町2年1月1日
電話番号:0294-23-1111
所在地:土浦市真鍋新町11-7
電話番号:029-823-3111
所在地:牛久市柏田町1589-3
電話番号:029-872-1771
所在地:つくば市天久保1年3月1日
電話番号:029-851-3511
所在地:笠間市鯉渕6528
電話番号:0296-77-1121
80歳になる男性です。夜間に3回ぐらい尿意があってトイレに行くので、前立腺肥大症ではないかと考えています。75歳の妻の介護をしているので、手術をするために入院になったら困るので心配です。
排尿回数が多くなる病気は、前立腺肥大症に限られず、前立腺がん、腎疾患、尿路疾患、膀胱疾患、糖尿病などでも見られる症状なので、一度、医療機関で診てもらってはいかがでしょうか。
仮に、前立腺肥大症であった場合でも、前立腺肥大の程度などによって、手術療法以外にも薬物療法、温熱療法、レーザー治療などがありますので、医師と相談して治療することができます。
最近、難病について相談できるところができたと友人から聞きました。どこにできたのか教えてください。
難病患者・家族の療養上、生活上の悩み等に関することは、茨城県難病相談・支援センターで、電話・面接による相談を受け付けています。
所在地:稲敷郡阿見町阿見4733茨城県立医療大学付属病院内
電話番号:029-840-2838
相談時間:平日の10時から15時まで
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