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更新日:2021年9月17日
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性犯罪被害にあわれた方の中には、だれにも相談できずにひとりで思い悩んでいる方が少なくありません。
また、性犯罪被害にあわれた方が、身近な人(家族、恋人、友人等)に打ち明けた場合、その相談を受けた方も、性犯罪被害にあわれた方にどのように接すればよいのか悩んでいる場合があります。
例えば、
等のお悩みはありませんか?
これらのお悩みは、大変な被害を受けた後には、誰にでも起こりうることで、あなただけに起きるわけでも、あなたが弱いわけでもおかしくなったわけでもありません。
でも、これらのお悩みを一人で抱えたまま生活をするのは、大変おつらいことと思います。
茨城県警察本部性犯罪被害相談「勇気の電話」では、性犯罪被害にあわれた方やご家族の方からの相談に応じています。匿名のご相談でもかまいませんので、お困りのことがありましたら、下記の電話までご相談ください。
茨城県警察本部性犯罪被害相談「勇気の電話」
電話:#(シャープ)8103(シャープハートさん)
(※)この番号にダイヤルしていただくと、発信場所を管轄する都道府県警察の性犯罪被害電話に繋がります。
又は電話:0120-21-8103
(※)24時間受付
ここでは、性犯罪被害にあわれた方が不安に感じている届出した後の手続き等の疑問について説明します。
Answer(答)1
すぐにでも体を洗いたいと思うのは当然だと思います。
でも、加害者を特定するためには、証拠が大切になります。
体や服に加害者の証拠が残っている可能性がありますので、着替えやシャワーを浴びることは控え、警察に連絡をして、警察官に確認してください。
また、着替えをした場合でも、服を洗濯したり捨てたりせずに、保管方法について警察官に確認してください。
Answer(答)2
病気や妊娠の心配などがあり、すぐにでも病院に行きたいと思う方もおられると思います。でも、病院に行く前に、まずは警察に連絡をしてください。
警察では、可能な限り女性警察官が対応し、病院にも同行します。また、診断書料や初診料等の医療費の一部を公費で負担することができます(一定の要件があります。)。
もし、警察への届出にためらいがある場合でも、必ず病院には行ってください。
自分では気づかないうちにケガをしていたり、性病等の心配も拭えないため、病院に行き診察を受けるようにしましょう。
Answer(答)3
緊急を要する場合には、原則としてパトカーや制服警察官が駆け付けて必要な捜査を行いますが、通報者宅には、私服の警察官が、外見上一般の車と見分けのつかない捜査車両で赴くようにします。
Answer(答)4
あなたの希望に沿った対応に努めます。
Answer(答)5
あなたの境遇や事件の態様にもよりますが、あなたが被害にあったということは、家族を含め必要以外の人に知られないように捜査を行い、秘密は保護されます。
また、加害者が逮捕され裁判になった場合、裁判でもあなたの名前は出ません。
あなたのプライバシーは、捜査、公判を通じて守られます。
Answer(答)6
捜査上、必要があってご質問することがあります。
どうしても話したくないことや思い出せないことは、お答えいただかなくてもかまいません。ただ、詳しいことがわかると捜査がスムーズになり、犯人の検挙にもつながりますので、あなたが協力できる範囲で捜査に協力をお願いします。
お子さんから性犯罪被害にあったと打ち明けられたら、ご家族の方も大変ショックを受けることと思います。
性犯罪被害等の犯罪被害にあわれた後、以下のような変化がお子さんに起こることがあります。大きなショックを受けた後にこれらの変化が見られることは自然なことです。
多くの変化は一時的なものですので、お子さんの話をよく聴いてあげたり、日常生活(睡眠、食事)を大切に送っていくことで、次第に落ち着いていきます。
回復までにかかる時間は人それぞれ異なるため、場合によっては変化が長引いたり、ご家族だけで見守ることが難しい状況になることもあります。
その場合は、ご家族だけで抱えこまずに、医療機関や児童相談所、学校のスクールカウンセラー等にご相談ください。
被害にあわれたお子さんに、家族や身近にいる人はどのように対応したらよいのでしょうか?
お子さんには「回復する力」があります。安全な場所で、ご家族にあたたかく見守られながら生活することで、自然に段々と回復していきます。
ただ、回復のペースは人それぞれなので、心配な状態が続く場合は、ためらわずに専門家にご相談ください。
お子さまが突然被害にあわれたことで、保護者の方の不安や動揺も大きいことと思います。
保護者の方も、不安な気持ちをだれかに話したり、対応に困っていることがあれば相談窓口に相談したり、自分だけでがんばりすぎないことが大切です。
保護者の方の中には、お子さまが被害にあわれたことについて、「親として防ぐことができなかったのだろうか」等と、自分自身を責めている方もおられます。
しかし、悪いのは犯人です。お子さまが悪いわけでも、保護者の方が悪いわけでもありません。
被害後の生活でお困りのことがありましたら、専門家や下記の相談電話等にご相談ください。
このページの内容についてのお問い合わせ先 |
担当課:警務部警務課犯罪被害者支援室 連絡先:029-301-0110 |