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更新日:2025年6月23日

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臓器移植

臓器移植とは、重い病気などにより心臓や肝臓などの臓器の機能が低下し、他の治療法がない場合に、臓器提供者の臓器を移植し、健康を回復しようとする医療です。臓器移植を可能にするのは一人ひとりの意思表示とご家族の承諾であり、皆様の善意によってはじめて成り立つ医療です。

臓器移植に対する一層のご理解・ご協力をお願いいたします。

[教職員の皆さまへ]「いのちの学習会」をご利用してみませんか

公益財団法人いばらき腎臓財団では、県内の小学校・中学校・高等学校等において、命の大切さや臓器移植への理解を深め、健全な子供の成長に役立てることを目的として、「いのちの学習会」事業を行っています。

講師の派遣は無料です。ぜひ、ご利用をご検討ください。

講師派遣依頼はwebから申し込みが可能です。
リンク先下部の入力フォームにて依頼してください。
公益財団法人いばらき腎臓財団いのちの学習会(外部サイトへリンク)

いのちの学習会チラシ2025_1いのちの学習会チラシ2025_2

10月は臓器移植普及推進月間【グリーンリボンキャンペーン】

みなさん、毎年10月は「臓器移植普及推進月間」であることをご存知でしょうか。
この期間中、臓器移植への理解を深めていただくため、全国各地で普及啓発の取り組みを行っています。
茨城県においても、以下のキャンペーンを開催しました。

■グリーンライトアップを行いました(2024年10月16日から1週間程度)

以下の施設を、「移植医療」のシンボルカラーであるグリーンにライトアップしました。

\ライトアップ施設と期間/

★茨城県庁舎
2024年10月16日(水曜日)から23日(水曜日)まで
水戸市水道低区配水塔(外部サイトへリンク)
2024年10月21日(月曜日)から25日(金曜日)まで

水戸芸術館アートタワー
2024年10月17日(木曜日)から23日(水曜日)まで

\グリーンリボンキャンペーンについて/

グリーンは、成長と新しいいのちを意味しています。

★グリーンリボンは、「いのちの贈りもの」によって結ばれた臓器提供者(ドナー)と、

移植が必要な患者さん(レシピエント)のいのちのつながりを表現しています。

 

↓茨城県庁舎25階、水戸芸術館アートタワー、水戸市水道低区配水塔のライトアップ↓
県庁舎25階フロア水戸芸術館アートタワー水戸市水道低区配水塔

 

■パネル展を開催しました(2024年10月16日から25日まで)

茨城県庁舎25階南側ロビーにて臓器移植に関するパネル展を開催しました。

↓臓器移植に関するパネル展(2024年の実施状況)↓

臓器移植普及推進月間パネル展_1臓器移植普及推進月間パネル展_2

移植医療によってたくさんのいのちが救われる社会の実現を願い、
各地でグリーンリボンキャンペーン(外部サイトへリンク)が実施されています。

ぜひ、「いのち」のこと、「臓器提供」のことを考え、大切な方と話し合ってみてください。

 

臓器提供

 

亡くなった人からの臓器提供は、脳死の人からの提供と心臓が停止した人からの提供があります。公益社団法人社日本臓器移植ネットワークが、脳死・心停止後の臓器移植を希望する人(レシピエント)と臓器を提供する人(ドナー)の橋渡しを行っています。
なお、健康な人からの肺・肝臓・腎臓などの生体移植も行われていますが、公益社団法人日本臓器移植ネットワークは関与せず、移植手術を行う医療機関と患者さんの間で診察から手術まで行われます。

提供可能な臓器

  1. 脳死の場合:心臓、肝臓、肺、小腸、腎臓、膵臓、眼球
  2. 心停止の場合:腎臓、膵臓、眼球

臓器提供の意思表示欄にご記入ください!~マイナンバーカードにも表示欄あります~

臓器提供について、ご自分の意思が生かされるためには、日ごろから臓器提供について良く知り、あらかじめ明確な意思表示をしておくことが必要です。万一のときに、ご自分の意思が尊重され、また、ご家族に心理的負担をかけさせないように、臓器移植について普段からご家族とよく話し合い意思表示をしておきましょう。
「臓器を提供する意思」も「提供しない意思」もどちらも尊重されます。また、ご家族の中に一人でも反対の方がいれば、臓器提供はできません。

臓器提供の意思表示の方法は大きく分けて4つの方法があります。

  1. インターネットによる意思登録
  2. 臓器提供意思表示カードへの記入
  3. 健康保険証・運転免許証の裏面の「臓器提供意思表示欄」への記入
  4. マイナンバーカード(個人番号カード)の「臓器提供意思表示欄」への記入(外部サイトへリンク)

健康保険証や運転免許証の裏面に「臓器提供意思表示欄」があることにお気づきですか?ぜひ、ご自身の免許証等を一度ご確認ください。

詳しくは公益社団法人日本臓器移植ネットークのホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

改正臓器移植法について

平成22年7月17日に改正臓器移植法が全面施行され、生前に書面で臓器提供する意思を表示している場合に加えて、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合でも、ご家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました。これにより、15歳未満の方からの脳死での臓器提供も可能になりました。

臓器移植法の改正内容

項目

改正後

改正前

1.脳死判定・臓器提供の要件

本人の書面による提供意思と家族の承諾があること(改正前と同じ)又は、本人の意思が不明であり家族の書面による承諾があること

本人の書面による提供意思と家族の承諾があること
2.提供可能な年齢 制限を撤廃(生後12週以上) 15歳以上
3.親族への優先提供

あり(優先提供親族の範囲:配偶者、子及び父母)

「○○さんだけにしか提供したくない」という提供先を限定する意思表示があった場合には、親族の方も含め臓器提供が行われません。
※親族提供を目的とした自殺を防ぐため、自殺した方からの親族への優先提供は行われません。

なし
4.被虐待児への対応 虐待を受けて死亡した児童から臓器が提供されることのないよう適切に対応 なし
5.その他 運転免許証及び医療保険の被保険者証等への意思表示の記載を可能にする  

臓器移植の普及啓発

臓器移植法のなかで、国・地方公共団体の責務として、移植医療について国民の理解を深めるために必要な措置を講ずるよう努めることが求められており、茨城県では、主に以下の事業により、移植医療に関する啓発及び知識の普及に努めています。

  1. 各種媒体(県広報紙・ホームページ等)を活用して、移植医療に係る広報啓発活動を行うことにより、臓器提供の意思表示の重要性について県民の理解を深める。(関係機関:公益財団法人いばらき腎臓財団(外部サイトへリンク))(外部サイトへリンク)
  2. 公的機関(保健所・市町村窓口等)に臓器提供意思表示カードを設置する。
  3. 県臓器移植コーディネーターを設置し、医療機関に対して院内コーディネーターの設置の呼びかけや研修会を開催し、医療機関の体制整備を支援する。
  4. 院内臓器移植コーディネーターを委嘱し、各医療機関において、必要な体制整備を支援する(令和7年4月現在、県内21医療機関69名を委嘱。)。
    茨城県院内臓器移植コーディネーター設置要項(PDF:168KB)

茨城県では、臓器提供に関して、患者様とご家族様のお考えを尊重するため、パンフレット「ご家族のみなさまへ」をご用意しております。

患者家族への情報提供や、臓器提供の希望確認にご利用ください。

ご家族のみなさまへ(アンケート付き)(PDF:1,746KB)

ご家族のみなさまへ(イラスト入り)(PDF:1,799KB)

(印刷方法等)

  1. 印刷画面「プロパティ」タブで両面印刷「短辺とじ」を指定する。
  2. 出来上がりサイズをA4にするには、「原稿用紙サイズ」及び「原稿サイズ」をA3で指定する。出来上がりサイズをA5にするには、A4で指定する。
  3. 印刷後、中央で中折にする。

アニメで知る移植医療「ヒーロー」をご覧ください!

一般社団法人日本移植学会で、漫画家・佐藤秀峰氏による啓発漫画の動画を作成しています。

ぜひ、お気軽にご覧ください。

「ヒーロー/つながるいのち」(外部サイトへリンク)

中学生のみなさんへ]臓器移植について学んでみよう!

「臓器移植ってなんだろう?」
きっと、そう思っているみんなも多いのではないでしょうか。

キッズサイト「いちから学ぼう。親子で話そう。みんなのための臓器移植」は、そんな臓器移植・臓器提供について、「どんな臓器を移植できるのか」「どんな人が提供できるのか」などといった、みんなが持つギモンに応えます。

それぞれのコーナーには、楽しみながら学べるクイズや、自由研究や調べ学習に使えるオリジナル研究シートを用意しています。

臓器移植について学んで、学校やおうちで、臓器移植やいのちのことを話し合ってみてください。

いちから学ぼう。親子で話そう。みんなのための臓器移植(外部サイトへリンク)

 

県民ネットモニターアンケート調査を実施しました

 

茨城県では、いばらきネットモニターアンケート制度を活用し、「臓器提供と意思表示に関するアンケート調査」を実施しました。

 

このページに関するお問い合わせ

保健医療部薬務課企画調整

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3384

FAX番号:029-301-3399

E-mail:yakumu@pref.ibaraki.lg.jp

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