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JA常陸大子町りんご部会では、高品質な「奥久慈宝紅」(おくくじほうべに)の果実をお客さまに提供するため、10月11日(金曜日)に目揃え会を開催し、関係機関を含む26名が出席しました。
「奥久慈宝紅」はパリパリとした食感で良食味の部会のオリジナル品種で、平成26年から本格的に生産を開始しました。
当日は、当センターから基準に沿った高品質な果実を販売するよう出荷基準表について説明した後、出席者で出荷基準表と部会員が持ち寄った果実を照らし合わせて基準を確認しました。
今年の「奥久慈宝紅」は順調に生育しており、30件程度のりんご園が販売予定で、販売時期のピークは10月中旬~下旬頃となる見込みです。
普及センターでは、引き続きJA常陸大子町りんご部会の産地発展に向けた活動を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご部会は、リンゴの高品質安定生産を目的に6月3日、5日に現地4地区で摘果講習会を開催し、部会員や青年部員が計39名出席しました。
今年の講習会は「樹の状態を数値で把握し、樹ごとの適正な着果量を検討する」ことをテーマとしました。講習会の初めには、普及センターや山間地帯特産指導所から基本的な栽培管理や今年多発生が予測されているカメムシ類への対応等について説明しました。その後は、(1)使用する樹の着果個数や枝の伸びを数値で共有 (2)園主へのヒアリングや樹勢等を考慮して目標収量を設定 (3)出席者で摘果作業を行い、最終着果個数を確認 の流れで講習会を進めました。
普及センターから、昨年の猛暑等の影響で発生が多かった事象とその対応例をまとめた資料を配布し、管理の徹底等を呼びかけるとともに、着色不良への対策では、山間地帯特産指導所が成果としてまとめた、夏季高温年でも果皮着色の優れる品種「シナノホッペ」に関する情報提供も行い、高温に対応する品種の選択肢の1つとして、導入を提案しました。
普及センターでは、今後も生産者の所得向上の実現に向け、部会や個別経営体の課題解決を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご部会は、適切な防除によるリンゴの高品質安定生産を目的に、3月8日に防除検討会を開催し、33名の部会員や青年部員が出席しました。
当日は、普及センターから昨年のリンゴ栽培を振り返っての課題や今後の防除のポイント等について説明し、適切な防除を呼びかけました。
部会員からは「昨年の防除等の栽培管理を改めて見直し、適切な栽培管理で高品質なリンゴを生産したい」等の声がありました。
普及センターでは、引き続きリンゴ経営体の経営安定と発展を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご部会は、部会員のせん定技術や果実品質の向上を目的として、1月16日にせん定講習会を開催し、34名の部会員や青年部員が出席しました。
当日は、普及センターからせん定の基本的な考え方や、部会員からの情報提供等をもとに作成した資料「気候変動に対応したリンゴ栽培」について説明しました。
その後、園主を中心に、1本の樹を使用して大枝、中枝、小枝の順にせん定しました。
せん定終了後は、農業総合センター山間地帯特産指導所に移動し、研究員から気候変動に対応した優良品種等の説明を受けました。
普及センターでは、引き続きリンゴ経営体の経営安定と発展を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子果樹園芸部会は、部会員の生産技術や果実品質の向上を目的として、1月10日にモモのせん定講習会を開催し、6名の部会員が出席しました。
当日は、普及センターから目標とする樹形、樹齢に応じたせん定の考え方を説明した後、実際の樹を使用して出席者で議論しながらせん定を行いました。
さらに、今年は開花前の重要な作業の1つである「摘らい」作業の講習も行いました。「摘らい」は開花する花数を少なくして、貯蔵養分の浪費を防ぎ、初期生育の促進を図るための作業です。
出席した部会員からは「自分と違う考え方を知ることで新たな気づきにつながった」「勉強したことを早速自分の園で実践したい」という声がありました。
普及センターでは、引き続き農業経営体の所得向上を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご部会では、部会員の生産技術や果実品質の向上を目的として、毎年11月に果実品評会を開催しています。11月17日に開催された今年の品評会には、15点の出品があり、JA常陸、大子町、山間地帯特産指導所、常陸大宮地域農業改良普及センターの職員で厳正に審査を行いました。本品評会は「ふじ」の5キログラム 16玉を規格段ボール箱で出品することが条件となっており、審査項目は着色、地色揃い、硬度、糖度、蜜入り、食味など多岐にわたります。
今年は夏季の高温による果実品質への影響が心配されましたが、出品された果実はいずれも一級品でした。
普及センターでは、出品した部会員に審査結果を個票で返却し、次年以降の高品質生産を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご青年部では、高級果実専門店に厳選した「こうとく」を出荷しています。昨年出荷した果実は、1玉1,080円(店頭価格)で販売されました。
今年は、10月25日に高級果実専門店への出荷に向けた選果を行いました。普及センターでは、青年部員と一緒に 重さ、着色程度、果実の形 等が基準を満たしているか、念入りに確認しました。その結果、今年は厳選した80玉を出荷することが出来ました。
普及センターでは、引き続きJA常陸大子町りんご青年部の生産や販売促進活動の支援を通じて、個々の経営体と産地の発展につなげていきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご部会では、部会員に今年の栽培を振り返り、次年以降の生産改善につなげてもらうことを目的に、主要品種「ふじ」の立毛巡回を毎年実施しています。今年は10月24日、25日の2日間、部会員40戸の全圃場を農協、山間地帯特産指導所、普及センターの職員で巡回し、園地環境、着果や着色管理の状況を確認しました。今年は、生育期が温暖に推移したため、「ふじ」の着色が心配されましたが、どの園でも綺麗に色づいてきた美味しそうな「ふじ」を確認することが出来ました。また、巡回当日のりんご園は、多くのお客さんで賑わっていました。
普及センターでは、今後も講習会や個別経営体の課題解決を通じて、さらなる高品質安定生産の実現を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子果樹園芸部会では、モモの高品質安定生産を目的に6月28日に部会員の圃場4か所を巡回し、7名の部会員が出席しました。巡回では、普及センターから収穫期前の重要な作業である、修正摘果や着色管理について説明し、出席者が実際の樹を見ながら作業方法の確認を行いました。
本年のモモの開花は平年より10日程度早かったため、遅霜等による被害が心配されましたが、着果後は順調に生育しています。6月下旬からは早生品種の収穫が始まり、収穫されたモモは各園の直売所や「道の駅 奥久慈だいご」等で販売されています。
普及センターでは、今後も講習会や個別巡回を通じて部会員の生産・販売を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご部会は、リンゴの高品質安定生産を目的に6月1日、5日に現地4地区で摘果講習会を開催し、部会員33名が出席しました。
今年の講習会は「樹の状態を数値で把握する」ことをテーマとしました。講習会の初めには、普及センターや山間地帯特産指導所から基本的な栽培管理等について説明しました。その後は、(1)使用する樹の着果個数や枝の伸びを数値で共有 (2)園主へのヒアリングや樹勢等を考慮して目標収量を設定 (3)出席者で摘果作業を行い、最終着果個数を確認 の流れで講習会を進めました。部会員からは「樹の状態を目視だけでなく数値でも把握することが出来、今後の管理を検討する良い機会となった」等の声がありました。
普及センターでは、今後も生産者の所得向上を実現するため、部会や個別経営体の課題解決を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
10月29日、30日にBLANDE研究学園店(つくば市)で奥久慈りんごが販売されました。
店内の特設コーナーにはJA常陸大子町りんご部会のオリジナル品種「奥久慈宝紅」、蜜入りの多い「こうとく」等の希少品種やりんご園の自家製アップルパイが並び、多くのお客さまで賑わいました。
購入を検討されているお客さまには、大子町特産品流通公社と普及センターの職員から各品種や産地の魅力を説明しました。
お客さまからは「大子町の美味しいリンゴを購入出来ると知って楽しみにして来た」「今度は大子町に直接買いに行きたい」等の声が聞かれました。
普及センターでは、引き続き奥久慈りんごの販売促進活動を支援していきます。
地域農業改良普及センター R.S
「奥久慈宝紅」(おくくじほうべに)はJA常陸大子町りんご部会のオリジナル系統で、パリパリとした食感で良食味の赤系リンゴです。平成26年度から本格的に生産が始まり徐々に生産量が増えています。
部会では、高品質な「奥久慈宝紅」の果実をお客さまに提供するため、10月13日(木曜日)に目揃え会を開催し、関係機関を含む21名が出席しました。
当日は、出席者で出荷基準表と部会員が持ち寄った果実を照らし合わせて規格を再確認しました。
今年の生育は順調で「奥久慈宝紅」の販売時期は10月中旬~下旬頃とのことです。
普及センターでは、引き続きJA常陸大子町りんご部会の販売促進活動を支援していきます。
地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご青年部(9名)は、8月2日に山間地帯特産指導所で基盤整備事業等に関する勉強会を開催し、OBを含む10名が出席しました。
中山間地域である大子町で所得向上を実現するためには、生産基盤を強化し生産性を高めることが重要です。そこで、県北農林事務所の担当者を講師に招き、基盤整備事業に関する勉強会を開催しました。出席者からは各種事業の要件等について、自園で活用する場合を想定した多くの質問が出ました。
普及センターでは、今後もリンゴ生産者の所得向上を実現するため、関係機関と連携して支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
JA常陸大子町りんご部会は、リンゴの高品質安定生産を目的に6月8日、10日、14日に大子町内4地区で摘果講習会を開催し、38人が出席しました。今年は「ふじ」の開花が平年より3日程度早く、現在まで遅霜や病害虫の目立った被害も無く順調に生育しています。
今年の講習会は「基本の再確認」「樹の状態を数字で把握する」を主なテーマとしました。初めに普及センターから摘果の基本的な考え方等を説明しました。その後、使用する樹の着果個数、中心果の割合等を共有した上で、樹勢に応じた着果管理を出席者で検討しながら摘果をする流れで講習を進めました。更に部会員のロボット草刈機導入事例や山間地帯特産指導所のリンゴ生育状況についても情報を共有しました。部会員からは「改めて基本の大切さを認識した」「自園でも数字で把握する樹を設けたい」等の声がありました。
普及センターでは、今後も生産者の所得向上を実現するため、基本技術の共有やスマート農業の推進により、部会や個別経営体の課題解決を支援していきます。
常陸大宮地域農業改良普及センター R.S
11月18日にJA常陸大子町りんご部会が果実品評会を開催しました。本品評会は毎年11月に部会員の相互研鑽を目的として行っています。今年は昨年より7点多い21点の出品があり、JA常陸、大子町、山間地帯特産指導所、常陸大宮地域農業改良普及センターの職員で審査を行いました。
本品評会は「ふじ」を16玉5kg箱入りで出品することが条件となっており、審査項目は着色、地色揃い、硬度、糖度、蜜入り、食味など多岐にわたります。今年は遅霜等の果実への影響が心配されましたが、出品された果実はいずれも一級品で優劣つけがたいものばかりでした。
食味審査は大子町役場やJA常陸大子支店の職員21名に一般審査員としてご協力いただきました。一般審査員からは「食べ比べるとそれぞれ特徴がある」「どれも美味しくて評価が難しい」等の声がありました。
普及センターでは、出品した部会員に果実品質調査結果を返却し、さらなる高品質生産を支援していきます。
11月19日 地域普及課 R.S
JA常陸大子町りんご部会では、例年、部会員に今年の栽培を振り返り、次年以降の生産改善につなげてもらうことを目的に立毛巡回を行っています。今年は10月20日、22日の2日間、部会員42戸の全圃場を農協、山間地帯特産指導所、普及センターの職員で巡回し園地環境、着果や着色管理の状況を確認しました。今年は、「ふじ」の開花が平年より7日~10日程度早く、春先の遅霜等の影響が懸念されましたが、概ね順調に生育し、高品質なリンゴを生産している園が多く見られました。また、巡回当日のりんご園は、リンゴを買い求める多くのお客さんで賑わっていました。
普及センターでは、今後も講習会や個別経営体の課題解決を通じて、さらなる高品質安定生産の実現を支援していきます。
10月25日 地域普及課 R.S
JA常陸大子町りんご部会では、リンゴの高品質安定生産を目的に、6月1日、7日、8日に4地区で摘果講習会を開催し、39人が出席しました。今年は、「ふじ」の開花が平年より7日~10日程度早く、気象による果実への影響も懸念されましたが、肥大は概ね平年並みで推移しています。
今年の講習会は、目標収量を得るために「樹の状態を数値で把握する」をテーマに開催しました。そこで、事前に使用する樹の着果個数、結実状況等を調査・共有し、園主を中心に摘果の方針を決めた上で、出席者で摘果しました。摘果後は着果個数を改めて数え、目標となる着果個数になっているか確認しました。出席者からは「普段は感覚で摘果しているが、目で見た上で、数値でも確認することは改めて勉強になる」と好評でした。
普及センターでは、今後も講習会や個別経営体の課題解決(6次産業化、新技術導入等)を通じて生産者の所得向上の実現を支援していきます。
6月8日 地域普及課 R.S