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更新日:2023年8月30日

いばらきの“野菜”特集!2023

8月31日はやさいの日!茨城県はたくさんの野菜が採れる野菜王国

自然豊かな茨城県は、年間を通して様々な野菜を生産している“野菜王国”です。
今回は、8月31日の“やさいの日”にちなんで、茨城県が誇る、これからが旬のおいしい野菜や茨城ブランド野菜を一挙にご紹介します!

生産量日本一‼茨城が誇る新鮮野菜

れんこん

日本一の産地、霞ヶ浦周辺で栽培される風味豊かで甘いれんこん【出荷ピーク:10月~12月】

れんこんの収穫の様子

豊富な水と低湿地帯に恵まれた霞ヶ浦周辺は、日本一のれんこん産地で、全国の約半分は茨城県産です。茨城のれんこんの魅力は、ぷっくりとした団子状でやわらかな肉質や、ほんのりとした甘みです。肌がきめ細かく、美しく白いのも特長です。

JA水郷つくばのれんこん

水郷つくばのれんこん

JA水郷(すいごう)つくばのある土浦市、かすみがうら市の2市は、県内のれんこん作付面積の約50%を占める大産地です。
れんこんは節によって食感が微妙に違い、やわらかい頭の部分はサラダ、真ん中の部分は天ぷらやきんぴら、根元の部分はすり身に適しています。

浮島れんこん

浮島れんこん

JA稲敷(いなしき)の浮島(うきしま)れんこんは、鮮度、品質にこだわっています。
有機質肥料を使用するとともに、堆肥による土壌づくりを行っています。
管内の約半数で、茨城県特別栽培農産物の認証を取得しています。

玉里れんこん

玉里れんこん

JA新ひたち野の玉里(たまり)れんこんは、品質にこだわり、堆肥を入れた土づくりや、生産履歴の記帳、収穫日当日の出荷などを実践しています。
また江戸時代には、同地区で育った蓮の花を観賞用として、水戸黄門で知られる徳川光圀公へ献上したと言い伝えられています。

 

ピーマン

優れた色・ツヤ・肉質がこだわりの証【出荷ピーク:4月~6月・9月~11月】

ピーマン1ピーマン2

茨城県内のピーマン栽培の中心を担うのが、JAなめがたしおさい波崎青販部会と青果物生産部会です。
両部会は、水はけのよい砂丘地帯と温暖な気象条件に恵まれた神栖市や鹿嶋市で、ピーマンの施設栽培に取り組んでいます。
両部会が作るピーマンは緑色が濃く、ツヤがあり、肉質はやわらかで、苦味の少ないことが特長です。

はくさい

寒さや暑さとの格闘の先にある美味【出荷ピーク:4月~5月・11月~1月】

はくさい1はくさい2

茨城県のはくさいは生産量日本一を誇り、県西地区を中心に栽培されています。
はくさいは冬場に旬を迎える野菜であり、寒気にさらされ、やわらかくなり甘みも増します。
11月~1月の東京市場への出荷量の約9割は茨城県産になります。
JAグループの秋冬はくさいのオリジナル品種「菜黄味(なおみ)」は、やわらかく、芯の部分が黄色くて甘いのが特長です。

茨城のブランド野菜

江戸崎かぼちゃ

太陽が育む極上の甘味【出荷ピーク:6月】

江戸崎かぼちゃ1農林水産大臣登録第6号

 

利根川と霞ヶ浦の間に位置するJA稲敷で栽培される江戸崎かぼちゃ。平成27年には、国内で最初の「地理的表示(GI)保護制度」の1つとして登録されました。最大の特色は、畑で完熟するのを待って収穫すること。一般的なかぼちゃは着果してから45日前後で収穫を行いますが、江戸崎かぼちゃはおよそ55日で収穫します。完熟採りで太陽の光をたっぷり浴びているので、とても甘く粉質感と糖度のバランスが良く、ホクホクのおいしさを味わえます。

柔甘ねぎ

驚くほどの柔らかさと甘さ【出荷ピーク:4月~6月】

柔甘ねぎ農林水産大臣登録第6号

JA水戸のオリジナルブランド、柔甘(やわらか)ねぎ。
その名のとおり、驚くほどやわらかくて甘いのが特長で、白い部分だけでなく、緑の葉の部分までまるごと食べることができます。
生でサラダにしてもおいしく、ねぎが苦手な子どもにもおすすめです。
熱を加えるとさらに甘くなり、焼き鳥のネギマや、もつ煮込みなどの具材としても活躍します。
販売開始から現在まで一貫して、ビニールハウスの中で育て、農薬をほとんど使わず、有機質主体の肥料を使用しています。

あまエル

大玉タイプのミニトマト【出荷ピーク:6月~7月、9月~10月】

あまエル1あまエルトマトジュース

高品質のトマトの産地として知られる、鉾田市が誇る人気のトマト。「甘くてL(エル)サイズ」が名前の由来である「あまエル」は、大玉タイプのミニトマトで、糖度は8度以上。営農指導員による畑での糖度検査と色、ツヤ、味の確認を受けてから出荷される厳しい品質管理をしています。糖度8度以上A品の「あまエル」のみを使用した、無添加100%のトマトジュースは、濃厚な甘さと味わいで、青臭さなどなくトマトが苦手な方にもおススメです。

惚ろにがうり

食べれば惚れるにがうり【出荷ピーク:6月~9月】

惚ろにがうり惚ろにがうり2

茨城県西地域にあるJA茨城むつみ(古河市)の生産者は、他産地のものと比べ、食べたあとにほろっと苦みが出てくる、“惚(ほ)ろにがうり”を栽培しています。
全体が光沢のある鮮やかな緑色で、苦みがやわらかく爽やかな味わいが特長です。「えらぶ」という品種に統一し、厳しい基準を設けてきめ細やかな管理をしています。出荷された惚ろにがうりは、東京市場で高く評価され、通常の価格より高値で取引されています。

紅の誘惑

糖度12度以上のこだまスイカ【出荷ピーク5月:5月~7月】

紅の誘惑1紅の誘惑2

JA北つくばでは、美味しいこだますいかが育つ環境を整えるため、土づくりや温度管理を徹底し、我が子のように大切に育てています。出荷前に、すべての畑をJA担当者が回り、それぞれ試し割りをします。そこで糖度を調べ、糖度が12度以上で、食味のよいこだますいかのみが「紅の誘惑」に認定されます。「紅の誘惑」は味も見た目も最高品質のこだますいかとして高い評価を得ています。

うしく河童大根

県内屈指の産地が生む自信作【出荷ピーク:10月~12月、4月~5月】

うしく河童大根

都心から50キロメートル圏内の茨城県南部に位置する牛久市は、古くから河童にまつわる伝説が語り継がれている牛久沼に接し、昭和61年から大根の栽培が行われています。
一般的な大根に比べて色が白く、瑞々しくシャキシャキとした食感とやわらかな肉質が特長です。サラダなどの生食に最適ですが、煮崩れしにくく味が染みやすいので、煮物やおでんにもおすすめです!

あさひちりめん

別格の甘さ!冬限定のちぢみ小松菜【出荷ピーク:12月~2月】

あさひちりめん

「あさひちりめん」は、JA茨城旭村のオリジナルブランドで、一般的な小松菜と違い、冬の時期の寒さによって葉肉がちぢれ、やわらかく旨味のあるちぢみ小松菜です。えぐみが少なく肉厚で和洋中どのような料理にも合います。寒さにあてることで葉のちぢれをつくるのですが、氷点下になるほどの寒さには弱く、葉柄の薄皮が剥離してしまう欠点があるため、寒さが強まる季節は、特に外気温の変化に細心の注意をはらってハウス内の温度管理を行っています。

紅優甘(べにゆうか)

水飴のような強い甘さ【出荷ピーク:9月~1月】

紅優甘1焼き芋の絵

県内有数のさつまいもの産地であるJAなめがたしおさいは「土地を選び、技を磨き、心で作る」をモットーに、量より味にこだわったさつまいも作りを実践しています。
「紅優甘(べにゆうか)」は、JAなめがたしおさいのブランド、品種は紅はるかで、他のさつまいもより「麦芽糖」が豊富で、水飴のような強い甘さを楽しめます。掘り取った直後のものでも、しっとりとした食感の焼き芋に仕上がります。

奥久慈なす【出荷ピーク:8月】

奥久慈なす

久慈川の清流と里山の緑が美しい奥久慈地域で生産される奥久慈(おくくじ)なす。大自然の恵みにより、フルーティで甘みのある味わいや皮のやわらかさ、アクの少なさが大きな魅力。煮る、焼く、炒める、すべての調理法に向いています。

パプ王【出荷ピーク:8月~9月】

パプ王

海風の影響で、夏は涼しく、冬は暖かい鉾田市は、パプリカの栽培も盛んです。平成21年には‟パプリカの王様”という意味を込めて「パプ王」を商標登録しました。パプ王は甘みが強く、サラダや炒め物だけでなく、スムージーにしてもおいしいと評判です。

千石きゅうり【出荷ピーク:4月~5月・10月】

千石きゅうり

皮がやわらかくて、みずみずしく、心地良い食感の千石(せんごく)きゅうり。
千石の名前の由来は、産地である旧千代川村(現下妻市)と旧石下町(現常総市)の頭文字をとってつけられました。表面は濃い緑色で、美しい光沢があります。

茨城の伝統野菜

里川カボチャ

ピンク色の表皮が特長、伝統野菜【出荷ピーク:10月~11月】

里川カボチャかぼちゃの絵

昭和30年頃から、常陸太田市里美地区・里川の源流近くの高地で栽培されてきた地域伝統野菜です。里川(さとがわ)カボチャの特長は、鮮やかな美しいピンク色をした表皮。さらに、オレンジ色の果肉は、寒暖差のある気候により、きめの細かい粉質となっており、糖度は12度前後でやさしい甘みがあります。加熱すると、最初はホクホクとした食感ですが、口どけは絹のようになめらかです。

レッドポアロー

黄門様が種をまいた伝統野菜【出荷ピーク:12月~1月】

レッドポアローねぎと水戸黄門の絵

一度も品種改良されていない伝統野菜(赤ねぎ)で、食の世界遺産「味の箱舟」に茨城県で唯一認定されています。レッドポアローの最大の特長は、鮮やかな赤紫色をしていることで、一般的なねぎの白い部分が、美しい紅色に染まっています。また、辛みが少なく、独特の風味と甘みがあるのも特長です。加熱することで、さらに甘みが増し、やわらかいので葉まで食べることもできます。

こだわりブランド野菜

福王しいたけ(ふくおうしいたけ)

研究熱心な茸匠(たけしょう)が作り上げた大きくて肉厚しいたけ
「美味しい」にこだわり抜いた一度食べたら忘れない味
【収穫時期:9月下旬~5月中旬】
※茸匠:天皇陛下献上品への選出や農林水産大臣賞を受賞するなど、高い技術力が評価されている椎茸の匠

福王しいたけの生産者さん

福王しいたけ

笠間市福原地区にある「田村きのこ園」でのみ栽培される『福王しいたけ』は、メインサイズは、直径10センチメートル、厚み3センチメートル、重さは100gほどあり、大きいものだと200gにもなります。一般的なしいたけより10倍ほどの大きさがあり、肉厚で、香りが高く、噛んだ時のジューシーさは格別です。

福王しいたけの産みの親である、茸匠の田村仁久郎さんは、18歳のころから65年以上、しいたけ栽培に力を注いできました。生産性よりも味にこだわり誕生した肉厚で大きな唯一無二のしいたけは、「美味しいものを食べて福が来てほしい」という茸匠の思いと福原という地名から『福王しいたけ』と命名しました。

その味に感動し、後継者になりたいと名乗り出たのが二代目の川島拓さん。もともと農業がしたいという強い思いがあり、笠間市地域おこし協力隊にて、農業振興担当として従事していました。活動中に出会った福王しいたけの味と田村さんの人柄に感銘を受け、「この味を未来に残さなければ」という思いから2019年12月に田村きのこ園に弟子入り、2022年4月に田村きのこ園を事業継承しました。

この美味しいしいたけをたくさんの人に食べてもらいたい、100年先も残るしいたけを目指して日々しいたけ作りに励んでいます。

【田村きのこ園】

笠間市福原1605
電話番号:0296-74-2244
https://tamurakinokoen.jp/(外部サイトへリンク)
※しいたけ収穫時期の9月下旬~4月下旬は農園での直売所営業
販売時間:9時00分~17時00分(収穫期は定休日なし)

ベビーリーフ

”有機JAS認定”の有機農作物専門店、石田農園がつくる「うまみ・甘み・栄養価」の3拍子揃った自慢の野菜たち【出荷ピーク:11月~5月】

ベビーリーフの生産者さん

ベビーリーフ

つくば市にある「石田農園」は、化学肥料や農薬を使用しない有機栽培で、ベビーリーフを主力に、たまねぎ、にんじん等を生産・販売している“有機JAS認定農園”です。石田農園のベビーリーフは、とにかく甘くて味が濃く、ドレッシングをかけなくても美味しく食べることができます。

サラリーマンだった石田信也さんが代々続く農家を継ぐと決めたのは2002年。「父が有機栽培を始めて、栄養価の高い野菜作りに魅力を感じ、跡を継ぐことを決意した」と言います。牛フン堆肥やボカシ肥料を自社で作り、手間を惜しまず土づくりをしています。土壌医の資格を取り、土壌診断から処方箋を考えて施肥設計しているほど、土づくりにこだわっています。

こうして栄養をたっぷり蓄えた土でできた作物は、『うまみ・甘み・栄養価』の3拍子が揃い、日持ちもします。「うちの野菜の『うまみ・甘み・栄養価』を分析してもらった結果、通常の約1.4~2.7倍の数値が出ました。

目指すのは『身体にいい野菜』を作ること。栄養価の高い野菜で、皆さんを健康にしたい。」と石田さんは熱く語ります。

【石田農園・つくばいしだファーム】

つくば市上郷7908-1
電話番号:029-847-3372
https://tsukuba-ishida-farm.com/(外部サイトへリンク)

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