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特定外来生物「セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ」にご注意ください

特徴 メスは毒を持っているため注意

セアカゴケグモ

  • メスの体長は7~10ミリ、全体が光沢のある黒色で背中に目立った赤色の縦条があります。
  • オスの体長は4~5ミリ、全体に褐色で背中は灰色~褐色で白い線が入っています。
  • 腹部にはメスもオスも砂時計のような赤い模様があります。
  • 茨城県ではH25年に神栖市で初めて確認されて以来、19市町(R7.8月末現在)で確認されています。

【セアカゴケグモのメス】

セアカゴケグモ(特徴)

ハイイロゴケグモ

  • メスの体長は約12~16ミリ、オス約6~8ミリ。体色には白から黒まで変異があります。
  • 腹部の背面に白い縁取りのある赤褐色の斑紋、腹面に赤色の斑紋があります。
  • 茨城県ではR5年に鹿嶋市で初めて確認されましたが、その後の事例はありません。(R7.8月末現在)

【ハイイロゴケグモのメス】

ハイイロゴケグモ

【参考】九州地方環境事務所:同定の参考資料(外部サイトへリンク)

生息場所

  • 日当たりの良い温かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、その裏側、隙間等に営巣します。
  • 具体的には、自動販売機の下やエアコンの室外機の裏、排水溝の側面やふたの裏、駐輪場、花壇沿い、浄化槽ブロアーカバーの内側など、人工的な熱源の周りなどで発見されています。

見つけたら

  • セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモを見つけても、素手でさわらないように気をつけてください。
  • 見つけたら家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法で駆除してください。
  • 周囲にも潜んでいたり、卵がある可能性があるため、よく確認するなど注意してください。
  • 卵のうが見つかった場合も、熱湯をかける、焼却する、靴で踏みつけるなどして駆除します。殺虫剤は効きにくいといわれています。

疑わしいクモを発見した場合は

  • 茨城県生物多様性センター(029-301-2940)
  • 発見場所の市町村環境担当課まで連絡をお願いします。

咬まれたときは

傷口を流水や石けん水で洗い、医療機関を受診してください。

  • 咬まれたクモを特定するため、病院には殺虫剤等で殺して持参してください。より適切な治療につながります。
  • ゴケグモは攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあり、咬まれるとα-ラトロトキシンという神経毒により局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じます。
  • 通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力感、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあり、重症化すると、進行性の筋肉麻痺が生じます。

<参考>

環境省:セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(外部サイトへリンク)

中国四国地方環境事務所:外来生物対策セアカゴケグモ(外部サイトへリンク)

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