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更新日:2024年9月18日
中国、韓国、北朝鮮原産で、アメリカ合衆国、フィンランド、フランス、イタリア等に侵入しています。
成虫 体長 雄20~29mm、雌22〜35mm
体色は全体に光沢のある黒色で鞘翅に約20個の白斑を有します。触角には明瞭な白色の帯があり、雄は体長の2.5倍、雌では1.3倍と長いです。成虫は5月~10月に出現し、雌は寄主植物にすり鉢状のかみ傷をつけ、その窪みに1個ずつ産卵します。1年に1世代で、卵、幼虫、蛹態で越冬します。
本県では、水戸市、笠間市、小美玉市、土浦市、石岡市、つくば市、筑西市、桜川市、下妻市、常総市、古河市、牛久市、取手市、結城市、阿見町、五霞町、境町で成虫の生息や樹木の被害が確認されています。
ムクゲ、イロハモミジ、サトウカエデなど、ハンノキ属、クワ属、スズカケノキ属、センダン、トチノキ属、アキニレ、リンゴ属、サクラ属、ナシ属、バラ属、ネムノキ、ハリエンジュ、トネリコ、ユリノキ、ハコヤナギ属、ヤナギ属、カツラ属など多種に及んでいます。中国では250万ha(40%)のポプラが被害を受けたそうです。
茨城県では、アキニレ、セイヨウトチノキ、カツラなどの街路樹や公園木が被害を受けており、河川敷のヤナギ類などにも発生が報告されています。
茨城県内でツヤハダゴマダラカミキリの成虫や被害木の痕跡を見つけた場合は、すぐに、茨城県生物多様性センターか、見つけた場所の市町村環境主管課までご連絡をお願いします。
【発見時のご連絡・駆除のご相談先】
茨城県生物多様性センター
〒310-8555 水戸市笠原町978番6
電話:029-301-2940 FAX:029-301-2948
メール:tayousei@pref.ibaraki.lg.jp
都道府県による特定外来生物の防除の公示(外部サイトへリンク)
農薬の使用に当たっては、必ず登録内容を確認してください。
※農薬登録情報提供システムhttps://pesticide.maff.go.jp/(外部サイトへリンク)
特定外来生物に指定されたツヤハダゴマダラカミキリは、育てたり、生きたまま持ち運んだり、販売することなどは法律で禁止されていますので、絶対に行わないでください。
(違反した場合は、最高で3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又はこれを併科されます。)
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