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ページ番号:9869
更新日:2023年5月19日
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ダイコンシンクイムシとも呼ばれ,幼虫がダイコン,ハクサイ,キャベツなどのアブラナ科野菜を加害する。成虫は葉柄の付け根付近に1粒ずつ産卵し,ふ化した幼虫は幼植物の芯部に寄生し,生長点付近の新葉をつづり合わせて食害する。本県での越冬は難しく,春に越冬地から飛来してくるものと考えられている。春は密度が低く,世代を重ねながら9~10月に発生が多くなる。幼虫による大きな被害は幼植物時だけで,栽培後期になると被害は目立たなくなる。発生量は年次によって大きく異なり,夏季が高温少雨の年には,発生が多くなる傾向がある。
1.幼苗期に加害されると芯止まりになるので,早期発見,早期防除に努める。
2.苗床は,被覆資材で覆い,成虫の侵入を防ぐ。
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ハイマダラノメイガ幼虫
ハイマダラノメイガ成虫
キャベツの被害
ハクサイの被害
病害虫の発生状況や、適切な防除方法は地域により異なる可能性があります。病害虫の防除や農薬についてのご相談は、お住まいの都道府県にある病害虫防除所等の指導機関にお問い合わせください。