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ページ番号:9916
更新日:2019年12月25日
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葉に発生し,はじめ葉裏に薄い霜状のかびを生じ,のちに葉表は淡い黄色の斑紋となる。葉表には,霜状のかびはほとんど生じないが,組織が壊死して褐色の斑点を生ずることもある。症状が進むと葉全体が黄化し落葉する。分生子の飛散により伝染し,湿度が乾燥状態に移行する時に飛散量は多くなる。発病適温は15~28℃,最適温度は25℃,潜伏期間は10~12日である。
1.内部寄生性であるため,薬剤の効果が現れにくく,一度発生すると防除が難しいため,予防に重点をおく。多発してからの薬剤防除は効果が低い。
2.早期発見に努め,早めに薬剤を散布する。
3.薬剤散布の際は,茎葉が繁茂すると薬液がかかりにくいため,葉裏や葉柄にもよくかかるよう十分な量で丁寧に散布する。
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発病葉
発病株